製造業20年の知見とAIコーディングの掛け算で転職・副業案件の獲得に成功し、キャリアアップ
製造メーカーで20年培った現場知識にAIコーディングを掛け合わせ、データ分析支援の副業獲得までつなげたOKYNさんに話を聞きました。

今回は、製造メーカーで約20年の現場経験を持ちながらAIコーディングで新たなキャリアを切り拓いたOKYNさんにお話を伺いました。
OKYNさんプロフィール:製造メーカーの工場で生産技術・生産管理として約20年間勤務し、2015年頃からRやPythonを用いたデータ分析にも取り組んできた。2024年12月にcode4bizの第1期を受講し、AIコーディングのスキルを習得。現在はAI開発スタートアップで企業向けAI導入支援のコンサルタントとして活躍しながら、製造系データ分析支援の副業も手がけている。
受講前の状況──データ分析の先にある「アプリ化」の壁
ーーまず、OKYNさんのお仕事について教えてください。
OKYN:現在はAI開発のスタートアップ企業で、企業向けにAI導入支援のコンサルタントをしています。受講後に転職して、今の仕事に就きました。
もともとは製造メーカーの工場で、生産技術や生産管理の仕事を約20年やっていました。データ分析も2015年頃から取り組んでいて、RやPythonを使ってきました。
ーー受講前にはどんな課題がありましたか?
OKYN:データ分析自体はやっていたんですが、その結果を可視化したり、アプリケーションとして使える形にしたりする技術力が足りないと感じていました。
お客様の要望を聞いていると、分析だけではなく、その先の活用まで求められることが多かったんです。でも自分にはエンジニアリングの力がなく、そこが課題でした。
ーープログラミング経験はありつつアプリ開発にはハードルがあったんですね。
OKYN:そうですね。RやPythonは使っていましたが、プログラミング自体に得意意識があったわけではありません。むしろ苦手意識がありました。
データ分析のコードを書くのでも精一杯だったので、さらにWebアプリや可視化ツールを作るとなると、かなりハードルが高いと感じていました。
code4biz受講の決断──「これしかない」と感じたAIコーディング
ーーなぜcode4bizを受講しようと思ったのでしょうか?
OKYN:AIを使ってプログラミングの負荷を下げられるなら、自分が本当にやりたい価値提供にもっと集中できると思ったからです。
自分の本職は、データ分析の結果や価値をどう提供するかです。そこにアプリケーション開発の力を足せれば、提供できる幅が広がると感じました。
ーー独学ではなく講座を受けた理由はありますか?
OKYN:ChatGPTに聞きながら試したことはありました。ただ、出てくる答えが断片的で、アプリケーション開発の一連の流れまではわからなかったんです。
Cursorのようなツールを使い、会話しながら開発全体を進める。そのスキルをちゃんと磨いておけば、途中で断念することがなくなると思いました。
ーー他の講座と比較しましたか?
OKYN:ほとんど即決でした。以前から今西さんの発信で学ばせてもらっていた背景もありますし、AIコーディングという新しいアプローチを知った瞬間に「これしかない」と感じました。
2024年12月の第1期で受講できたのは、自分にとってかなり大きかったです。
受講後の変化──コードを書くより価値提供に集中できるように
ーー受講後どんな変化がありましたか?
OKYN:今までできなかった可視化ツールやアプリケーション開発ができるようになり、仕事の幅がかなり広がりました。
特に大きかったのは、製造系のデータ分析支援の副業を受託できたことです。収入面でも、自分が想像していた以上の変化がありました。
ーーその副業でもAIコーディングは活きていますか?
OKYN:すごく活きています。以前なら、分析結果をこちらで見せる形になっていました。でも今は、可視化ツールをAIコーディングで作って提供できます。
お客様側でも見られる形にできるので、自分が毎回説明や作業に時間を割く必要も減りました。提供できる価値がかなり変わったと思います。
ーーコードを書く量も変わりましたか?
OKYN:ものすごく減りました。ほとんど自分では書いていないと言っていいくらいです。
そのぶん、お客様とのコミュニケーションやヒアリング、データから何を読み解くかといった、人対人だからこそ価値を発揮できる部分に集中できるようになりました。
製造業20年の知見がAI時代の差別化になった
ーー製造業での経験が副業獲得にもつながっているのでしょうか?
OKYN:そこは大きいと思います。データ分析支援といっても、製造業や工場の知見があるかどうかはかなり重要です。
今回の案件も、工場での経験があることを見ていただけた面があります。AIコーディングだけではなく、自分が積み重ねてきたドメイン知識と掛け合わせることで、差別化できていると感じます。
ーー長く同じ領域で働いてきた経験がむしろ武器になるんですね。
OKYN:そうですね。40代以上の方でも、10年、20年と同じ仕事を続けてきた人には、その人にしかない知見があります。
そこにAIを掛け合わせれば、いろいろなことができます。過去の経験をゼロにするのではなく、今までの経験にAIを足すことで、新しい道が見えてくると思います。
code4bizで得た学び──トラブルシューティングまで見られたこと
ーー受講してよかった点はどこでしたか?
OKYN:講義動画が、教科書的にきれいに進むところだけではなかった点です。AIと対話してうまくいかない時に、どう対応するのかまで見られたのが大きかったです。
実際の仕事でも、トラブルが起きた時にどう対処するかは、経験しないと身につきにくい部分です。そこを最初に見せてもらえたのはありがたかったですね。
ーー小さく作る経験も印象に残っていたそうですね。
OKYN:はい。早い段階で、ちょっとしたChrome拡張機能のような小さなアプリケーションを作る経験がありました。
最初から大きなアプリを作るのではなく、まず小さくても一連の流れを体験できる。その成功体験があったから、学びを進めやすかったと思います。
今後の展望──探求・社会実装・教育を回していく
ーー今後はどんなことに取り組んでいきたいですか?
OKYN:AIを含む先端技術を自分の中で探求し、それをプロジェクトの中で社会実装していきたいです。
さらに、その技術を使う人たちへの教育にも力を入れたいと思っています。会社での活動と個人の副業を両輪で回しながら、技術とキャリアを育てる循環を作っていきたいです。
ーー生産性についてもかなり大きな変化を見込んでいるんですね。
OKYN:今までは頑張っても2倍くらいかなと思っていました。でもAIを使い切れば、10倍くらいも全然あり得るんじゃないかと感じています。
まだやり切れていないから10倍になっていないだけで、やり切ればもっと大きく変えられる感覚があります。
ーー最後に、code4bizはどんな人におすすめですか?
OKYN:10年、20年と同じ職場や領域で働いてきて、変わりたいと思っているけれど、一歩踏み出せない人におすすめしたいです。
特に40代以上の方にとっては、過去の経験を活かしながら新しいスキルを身につける良いきっかけになると思います。自分の世界観が変わり、一歩踏み出す勇気になるはずです。